オージャスとは何でしょう？

私たちOjas Table の名前にもあるこのOjasという言葉。

サンスクリット語で「活力素や生命エネルギー」という意味を持ち、人が生きるために大変重要なものとしてアーユルヴェーダでは考えます。

私たちが母体にいた時、お母さんからもらった8滴のオージャスによって私たちの心臓は鼓動が始まると言います。オージャスによって人は生き、オージャスがなくなった時に人の命もなくなるということです。

私たちが生まれながらに持っていて、増やすことができるものでもの。

オージャスをたくさん持っている時、人は生き生きと輝き、減った時には心身共に輝きを失ったように感じます。

一緒にいるとなぜか元気をくれる人、いつも生き生きと輝いている人、そんな方々が多く持っているもの。それがオージャスなのです。

オージャスは物質ですが、極めて細かいために見ることができないといわれます。

しかしアーユルヴェーダのドクターは、問診や脈診からもこのオージャスの量などを必ず確認しています。

目には見えないけれど確実に存在し、そして偉大な働きをしているものです。

オージャスに満たされている時、人は生きることにワクワクし、美しいものを美しいと感じ、心や体がしなやかで丈夫です。声に張りがあり、活力があり、肌艶や顔色も良く、目が輝き、存在自体が輝いてみえます。自分自身を愛し、周りの人を愛し、世界が喜びに溢れています。

オージャスが少なくなると、疲れやすく、免疫が下がり風邪や病気にかかりやすくなります。心が落ち着きを失いやすく、些細なことに傷付いたり、不安を感じたり、身体が乾燥して肌艶が悪くなり、なんだか色々なことがうまく運ばないように感じます。自分を愛せず、孤立しているように感じたり。

顕微鏡でもレントゲンや血液検査でも見たり測ったりすることができないオージャスですが、上記のようなことをご自分の経験や体感などを思い起こし、何か思い当たることはありましたか？

できることならオージャスに満ちた自分でありたい！と思いますが、

このオージャス、自分の行動次第で増やすことができるものなのです。